2021年02月28日

地味練5回目

今年の朝練は3月初めの土曜日から再開致します。



2月最後の日は地味練5回目です。

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二人仲良くスタンディングスティル



御天気は晴れでコースコンディションもベストです。
気温も春本番を思わせるような温かさでしたね。
JOK関連の参加者は15〜16人と多めでした。
全体的にも40名ほどおりまして、
YAPは久しぶりに賑わっておりましたよ。

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そんな中、相変わらずJOK面々は『地味練』をひたすら行なっております。
さすがに人数が多いので全員で同じ練習とは行きませんでしたが、それぞれ各自で目標を持った練習をしていたようです。
最近少し良い傾向になっているような気がします。

でも相変わらずスピード派の方々から見れば、
「この人達いったい何なの? 変人の集まり?」って思える光景ですね。



でも当方、このようなテクニックの習得を強く勧めております。
もちろん自分も出来ません。(笑)
また、若かりし頃、
全国に名を知られるような優秀なライダーだったわけでもありません。
ただのオフロード好きの青年でした。
でも人間60も過ぎると、いろんなものが経験の中から見えて来ます。

少しでも上手で速いライダーになりたいと思うので有れば、
最初に『バイクのコントロール』を身につけなければいけないと言うのが何となく見えて来ました。

当方で勧めているテクニックは、
@スタンディング・スティルの練習
Aフロント・ホップの練習
Bスローウィリーの練習
C足つきフローティングターンの練習
D2度ぶかしの練習


参考動画はこちらです。
エクストリームエンデューロでは必須5項目だと言っております。
エクストリームに限らすオフロードを走るうえでの基本項目だと当方は思います。
とても難しいテクニックのオンパレードですが、
習得した暁にはとても楽しいオフロードライフが、
末永く続くと思いますよ。




このテクニックが上手さに繋がる事はわかりますが、
速さには繋がらないと思われる方々も多々いらっしゃると思います。
エンデューロレースは速さを競う競技ですから、
レースの最中にスタンディングスティルをしてたり、
スローウィリーをしていたら何10台にも抜かれてしまいます。

しか〜し、
例えばの話で申し訳ありませんが、
例えばサッカーをやるのに、
選手達はドリブルやパスの基本練習をしっかりしますし、
また、トップクラスの選手ともなりますと、
リフティングを延々と続けられる選手もいますよね。
ただし、試合の最中にリフティングでボールを運んでゴールを決めれる事は、
ほとんど有りませんよね。
それでは、なぜ延々と続けられるようなリフティングをするのでしょうか?

それは高度な技術で『ボールのコントロール』を出来るようにするためです。

オフロードバイクも同じだと思います。
『バイクのコントロール』が重要だと思います。
それが礎となって上手になったり、速くなったりするでは無いかと思います。
(もちろんスピードの練習は必要ですけれど・・・)

なお、当方の基本理念に、
この遊びはあくまでも趣味です。
趣味は楽しくなければ意味が有りませんので、
「こんな遊びは楽しめない!」と思う方は、
それはそれで正しい考え方と思っております。

でも、やってみたい!と言う奇特な方は
大歓迎致しますぅ。
ブログにコメントを入れて頂いてもOKですし、
開催場所のYAPで気軽にお声を掛けて頂くのも大歓迎です。
宜しくお願い致します。


2021年02月24日

地味練4回目

今年の朝練は3月初めの土曜日から再開致します。





この冬のオフシーズンに入って4回目の『地味練』でした。

参加者は自分を含めて10名。
開催場所のヤップは深夜から朝方に掛けての雨の為、
午前中はちょっとツルツル
午後は風も有ったので乾いて来てほぼベストコンディションかな?
でも気温は暖かな前日と違って、
風の冷たい1日でしたね。

今回もテーマはいつもと同じです。

@スタンディング・スティルの練習
Aフロント・ホップの練習
Bスローウィリーの練習
C足つきフローティングターンの練習
D2度ぶかしの練習

練習はこれらのテーマのどれでもOKです。
とにかく、出来ない人は10回に1回でも良いから出来るように頑張る。
そこそこ出来る人は、確実に出来るまで頑張る。

今回はBのスローウィリーと、
Cの足つきフローティングターンがメインで1日終了いたしましたね。
(実際はピボットターンもしくはスイッチバックの練習)


それでは参加者の練習風景です。

トップバッターは、
最近ウィリーの練習しかしていないと言うKLX君。
1か月で2回クラッチを御臨終にさせるほどスローウィリーに熱中しております。
今回も2回目の御臨終寸前のクラッチで奮闘しております。
それもそのはず、今回はお手本スローウィリーを生で見せてくれるメンバーがいたので、
出来そうなイメージを忘れないうちにカラダにインプットさせたいそうです。




んで・・・
こちらが生のお手本スローウィリー
スペシャルゲストでは有りません。
地元のオフロード遊び仲間です。




午後からは、
C番の足つきフローティングターンの進化版として、
斜面でのスイッチバックターンの練習です。

このテクニックは、斜度のきついヒルクライムで、
あともう少しでと言う所で登り切れなくなった時に、
上へ再発進して登ろうとしても登れなくなった場合、
斜め上方向へバイクを移動させながら、
適度な斜面を見つけて反対方向に向きを変えるテクニックです。
このテクニックの連続で登頂を目指します。




広場の斜面ではキレイにスイッチバックターンを決めれておりましたが、
50過ぎのオジサンは午後3時を回ると、
気温も一気に下がるのと同じく、
技術も一気に冷え込みます。・・・うん! わかる。わかる。




こちら、基本能力の高そうな方。
とにかくバイクを転倒させませんし、
ターンはもちろんの事、
足場の悪い斜面でのエンスト後の処理も上手ですね。




なにも言う事は有りません。
我々レベルの中では完璧です。




とにかくこう言ったテクニックは、
ただひたすら野山を駆け回っても、
ひたすらエンデューロレースに出まくっても覚えるモノでは有りません。
繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返しの練習によって覚えるモノだと思います。

覚えるまでは時間が相当掛かりそうなので、
覚えるに値しないテクニックだな・・・
と考える方々もおられると思いますが、
最初にも申しております5つのテクニックを、
完璧に覚える事が出来たなら、
そりぁもうその後のオフロード人生は長く楽しさが続くと思いますよ。

最初は誰だって出来ないのが当たり前です。
私も出来ない事だらけですので、
一緒に励んでみませんか、
興味の有る方は是非一声掛けてください。

今度の『地味練』は28日(日)です。